今日の暮らしを楽しむ。それを実現しようするとするとき、とても大切な考え方の1つが「自分で自分を助ける」という考え方です。
「天は自ら助くる者を助く」。自助論の冒頭で書かれている言葉ですが、自分に最適なライフスタイルやワークスタイルを実現したいのならば、必ず心にとめておく言葉だと思います。
この本の原著は1859年に書かれたもので、明治時代の日本でも翻訳されて読まれていたようです。長きにわたり読まれているということは、そこに少なからず、普遍的なエッセンスが含まれているからでしょう。
近年出版されている多くのベストセラー本にも引用や言い換えで、この本の内容が踏まえられているものも多いのです。ぜひ原著から学んでみみましょう。
ちなみに少し難しく感じる方は、マンガ版から読むと理解しやすいので、おすすめです。
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自助論で書かれているエッセンス
自助論は全10章からなっており、各章は次の通り。
- 第1章:自助の精神ー人生は自分の手でしか開けない
- 第2章:忍耐ー努力が苦でなくなる方法
- 第3章:好機は二度ないー人生の転機を生かす力
- 第4章:仕事ー向上意欲の前にカベはない
- 第5章:意志と活力ー自分の使命に燃えて生きる!
- 第6章:時間の知恵ー実務能力のない人に成功はない
- 第7章:金の知恵ー楽をするためには汗をかけ!
- 第8章:自己修養ー頭脳と心・体のよい鍛えかた
- 第9章:すばらしい出会いー人生の師・人生の友・人生の書
- 第10章:信頼される人ー人格は一生通用する最高の宝だ!
すべて大切なエッセンスではあるが、この記事ではその中でも個人的に読み返しておきたい部分をピックアップしてご紹介します。
自助:自分で自分を助ける。を意識する必要性
常に気にとめておきたいののは、自助「自分を自分で助ける」を意識する必要性を理解しておくこと。第1章には自助の精神を持つべき意味について書かれています。
逆境や納得いかないことがおきたときに、つい自分以外の環境のせいにしてしまいがちになることはよくあります。そのときに確認したいのは、やはり「自分が自分を助ける」という考え方とその理由。
そのような意味でも、この自助の精神について書かれている「自助論の第1章」は定期的に読み返したい部分です。
たとえ1歩でも今日前進する。仕事の自助論
仕事を自分の力でコントロールできるようになると、生きていくための自由度が格段にあがります。なぜなら、仕事は「自分でつくれる一番大きな資本」だからです。
結論としては、覚悟を持って、努力を続けて、自分以外の環境のせいにしない。ということなのですが、事例などを交えて書かれているので、ぜひ読んでおくべき内容です。
仕事は大半の人が人生における時間の大部分を使うものです。だからこそ、自分で自分を助ける精神を持って取り組む必要があると思います。
自分を助ける最大の武器、人格。
そして何より持っておく武器は「人格」です。普段から信頼される人格を育ていれば、結局それは自分を助けることになります。
人格とは、考え方であったり、他人との接し方であったり、自分を磨く努力であったり、など、様々な要素の組み合わせです。
人のせいにせず、人を助ける。そうすることが自助「自分を助ける」につながる。難しいことではありますが、意識していれば少しずつでも前に進むはずです。
「自助論」で今日の暮らしを頼むポイント
自分の力で自分の人生をコントロールすることができれば、ストレスも減り日々を楽しく過ごすことができるはず。
それを実現するためにも、ロングセラーとして読み継がれている書籍からヒントを得ることは有意義なことです。
自助の精神「自分で自分を助ける力」で、今日の暮らしを楽しくするために一歩前進しましょう。マンガからでも良いので、ぜひ読んでみて欲しい書籍です。
なかなか物事を前に進めることができていないと感じる方には、エッセンシャル思考という本もおすすめ。優先順位をつけることで前に進むための考え方が書かれています。
また自分にとって大切なことを実践するツールとして、箇条書きノート術「バレットジャーナル」もおすすめ。次の本が参考になりますよ。
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