スケジュール管理だけでなく日記をつけたり、ライフログをつけたり、1日1日のタスク管理に便利なのが1日1ページ手帳。
近年とても人気なフォーマットなのですが、その火つけ役とも言えるのが「ほぼ日手帳」。人気のWEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」から発売されている手帳です。
ほぼ日手帳の1日1ページ手帳には、文庫本サイズ(A6サイズ)のオリジナルと、A5サイズのカズンの2種類があります。
このページではほぼ日手帳の元祖でありコンパクトで持ち歩きにも適した「ほぼ日手帳オリジナル」の魅力をレビューします。
文庫本サイズ(A6)でコンパクト
現在発売されている1日1ページ手帳はB6サイズやA5サイズといった、少し大きめサイズの手帳が多くなっています。
ところが「ほぼ日手帳オリジナル」は文庫本サイズ(A6)。カバンにもスッと入れることができるし、薄いカバーをつけて入ればジーンズの後ろポケットにも入る大きさです。
1日1ページということで全ページ400ページ程度はあるのですが、トモエリバーとよばれる手帳用に開発された薄い用紙をしており1.5センチほどの厚さにおさまっています。
もちろん1週間1ページの手帳などに比べると厚みはありますが、本体がコンパクトな文庫サイズなので持ち歩きに不便は感じません。
祝日や一般的な季節行事はもちろん、大安などの六曜や満月・新月も邪魔にならないように記載されており便利です。
落ち着いたカラーでシンプルな月間カレンダーページ
主にスケジュールを記入するであろう月間カレンダーページは、全体的に落ち着いたカラーリングで土・日・祝日にはそれぞれ青系と赤系で色がつけられています。
ページ自体は方眼をベースにデザインされていますが、よく考えられた色合いでごちゃごちゃ感はありません。方眼を基準にできるので文字を書くときの目安になるのも嬉しいです。
シンプル方眼とさりげない時間軸のデイリーページ
1日1ページのデイリーページも方眼ベースのシンプルなデザイン。左端には24時間使える時間軸となる数字が書いてあり、その日の予定を記入することができます。
またこのページにも月の満ち欠けや祝祭日の表記や、見開きの右下には小さな月間カレンダーがついているので、ページを行き来しなくても予定を立てやすいのもポイント。
1日1ページの各ページ下には「今日の一言」が書いてあり、クスッとしたりナルホドと感じたり。短い読みものとして日々楽しむことができます。
また、ページの小口側には月ごとに色が変わるインデックスがついていて、ページをめくるときの目安になって便利に使えるのも特徴。
2ヶ月1ページの年間カレンダー
巻頭には2ヶ月1ページ合計4ページにわたる年間カレンダーがある。上から下に向けて月ごとに日付が並んでおり、様々な使い方ができる。
ガントチャートととしてプロジェクト管理に使っても良いし、方眼1つひとつにチェックを入れながら使うハビットトラッカー(習慣管理)に利用しても便利に使える。
ほぼ日手帳はシンプルなデザインということもあり、ユーザーごとに使い方は様々。公式ガイドブックでは事例がたくさん掲載されているので参考にしてみるのもおすすめです。
ほぼ日手帳オリジナルで今日の暮らしを楽しむヒント
コンパクトでシンプルデザインのほぼ日手帳オリジナルは自分用にアレンジして使いやすい。持ち歩きもしやすいので日々の思いつきや出来事をメモするだけでも楽しくなります。
また公式のカバーの種類も豊富に存在しているし、カスタマイズデザインしてオーダーできる手帳カバーも他社から発売されているので自分だけの手帳にする楽しみもある。
1日1日の人生を1日1ページに少しだけ記録する。そんな使い方がおすすめ。
もう少しサイズが大き方が良いとか、他のデザインの1日1ページ手帳も見てみたいという方は、おすすめの1日1ページ手帳をまとめた記事も参考にどうぞ。